パリから北に約250km、マドレーヌ・スー・モントルイユにあるオーベルジュ La Grenouillère ラ・グルヌイエール。
カエルの名を冠したこの店のシェフを務めるのがAlexandre Gauthier アレクサンドル・ゴーティエだ。
1930年代にオープンしたというオーベルジュ、ラ・グルヌイエール。
アレクサンドル・ゴーティエは2003年の2月にこの店を父より受け継いだ。
豊かな自然に囲まれたレストランは、テロワールにこだわった料理を提供し人気を博している。
2008年よりミシュランの一つ星、世界ベストレストランにもランクインするなど、今勢いのある若手シェフの筆頭ではないだろうか。
料理は少し小さめのポーションで品数が多く設定されているおり、素朴な食材を使っている料理でも彼の手にかかれば見事な1皿へと変貌する。
前作の続編にあたるこの書籍では彼の料理が約100点公開されている。
どのページも非常にユニークで複雑。それでいて地域に根差したものとなっている。
美しくモダン、オリジナルで豊か、特異、独創的、どのような言葉を並べても彼を表現する言葉には足りない。
Alexandre Gauthier アレクサンドル・ゴーティエの、La Grenouillère ラ・グルヌイエールそのものの料理。
édition: La Martiniere 社
336ページ
フランス語
2019年刊行
サイズ:縦 28cm×横 20cm×幅 3.5cm
ISBN: 978-2732463582