アメリカを代表する国民食であるハンバーガー。
バンズに焼いたパティを挟んだもので日本でも多くのハンバーガーが知られている。
アメリカでは農務省によりハンバーガーは牛肉100パーセントと法令により定められており、その他の肉が混ざった合挽肉を使った場合にハンバーガーの名称は使えないそうだ。
もちろんフランスでもハンバーガーのチェーン店が展開しており、2017年に販売されたハンバーガーの総数は14億6000万個にも上るそう。
今著はフランス人も大好きなバーガーについての書籍になっている。
といっても所謂ハンバーガーらしいハンバーガーは少ない。というのもバーガーを作っているのが名だたるシェフばかりだからだ。
セバスチャン・ブラス、マウロ・コラグレコ、アクラム・ベナラル、エディ・ベンガナム、ジョルジュ・ブラン、クリストフ・フェルデール、ジャック・ジュナン、エリック・カイザー、カミーユ・ルサック、ウィリアム・ルドゥイユ、シリル・リニャック、レジス・マルコン、ギイ・マルタン、アラン・パッサール、ギイ・サヴォワ、ダヴィッド・トゥタン...etc
登場するシェフの星を合わせると60を越えるという錚々たる顔ぶれとなっている。
彼らが自由な発想で作るバーガーはもはやバーガーという枠に囚われず、一つの完成した料理と呼んでも遜色がない。
51名のシェフによる約100点のクリエイティブなバーガーをご覧頂きたい。
Édition: LAROUSSE 社
272ページ
フランス語
2014年
サイズ:縦 30cm×横 22cm×幅 3cm
ISBN: 978-2-03-590461-4