日本人にとってサラダはメインの前に提供されたりものやメインの脇に添えられているようなわき役的な存在かも知れない。
しかしフランスではサラダそのものをメインとして食べる習慣があり、そのため非常にバラエティ豊かなサラダが存在している。
今作は季節ごとに最適なサラダが多数掲載された書籍だ。
フランスのサラダといえばサラダ・ニソワーズと呼ばれるニース風サラダが有名だが、今著にはその他にもサラダ・オ・シェーヴル・ショーやコブサラダ、ギリシャ風サラダ、レンズ豆のサラダといったいかにもフランスらしい古典的なものから独創的なものまで、計150種類のもルセットが紹介されている。
サラダとタイトルにあるが目次を見ると野菜ベース、魚ベース、肉ベースといったフランス人にとってのサラダの感覚がよく分かるチャプター分けになっている。
ビタミン豊富でなおかつ美味しい多種多様なサラダをご覧頂きたい。
Édition: Hachette社
384ページ
フランス語
2020年刊行
サイズ:縦 24cm×横 21cm×幅 3cm
ISBN: 9782016279601