千年以上にも渡り人々の生活を支えてきた栗。
それはヨーロッパ全土の伝統でもあり歴史そのものでもある。
小麦が少なくパンが作れない時代にも多くの人を飢えから救ってきた。
今著はそんな栗に関する書籍となっている。
栗の起源や歴史、栗の栄枯盛衰、文化としての栗やその栽培方法など非常に掘り下げた内容が掲載されている。
また書籍の中盤からはルセットが記載されており、肉料理、魚料理、スープ、野菜料理、デザートとシンプルでありながらフランスらしいクラシックなものが載っている。
日本とはまた違った、栗に対するフランスのイメージを感じる事のできる1冊。
Édition: Equinoxe 社
175ページ
フランス語
2011年
サイズ:縦 16.5cm×横 16.5cm×幅 1cm
ISBN: 978-2-84135-762-8