約50年以上にも渡り美食の世界に奉仕を続けた人物、Michel Michaud ミシェル・ミショー。
対話によって生まれたこの書籍にはレシピや逸話、彼の経験がしたためられている。
シャラント地方のコニャックで育ったMichel Michaud ミシェル・ミショー。
15歳からそのキャリアをスタートさせ、タルブ、カオール、ブルゴーニュなどで経験を積み、星付きレストランであるHostellerie de la Poste オステルリー・ド・ラ・ポストで働いた。
25歳でデンマークへ移り、Falsled Kro ファスル・クロやKong Hans Kaelder コング・ハンス・ケルダーといった名店で腕を振るい、デンマークにフレンチ・ガストロノミーのトレンドを起こしたと言われている。
40歳の時には彼がシェフを務めるSøllerød Kro シュルロル・クロがミシュラン一ツ星を獲得、その名を揺るがぬものにした。
2013年に約10年務めたRuth's Hotel ルース・ホテルを離れ、現在はハーブの栽培や彼を代表するケーキであるガトー・マルセルを作っているそう。
今著ではテリーヌ・ド・フォアグラ、ステーク・ポワヴル・ヴェール、カスレ、コンフィ・ド・カナール、ウフ・ポシェといったクラシカルなフランス料理が記されている。
現在のデンマークにおける美食の礎を築いたといっても過言ではないミシェル・ミショーの軌跡を辿って頂きたい。
Publisher: Muusmann forlag 社
281ページ
デンマーク語
2016年刊行
サイズ:縦 28.5cm×横 22cm×幅 2cm
ISBN: 9788793430136